症状について
下肢
-
主な症状は歩行時の脚のつけ根の痛みです。症状が進みと変形が生じ、股関節の動きも制限され、靴下履き、和式トイレが困難になります。
初期:立ち上がり、歩き始めに脚のつけ根の痛みが生じ、歩いていると軽快してきます。
進行期:歩行時や動作中に痛みが強く、靴下履き、足の爪切り、正座や和式トイレなどが困難になります。
末期:足のつけ根が伸びなくなり、膝頭が外を向くようになります。また、左右の足の長さも違ってきます。日本整形外科学会ホームページ
「症状・病気を調べる」にリンク」 -
股関節は脚の付け根にある体重を支える大切な関節です。その股関節のなかの大腿骨の頭の部分を大腿骨頭と呼びます。この骨が死んでしまう病気を大腿骨頭壊死症といいます。
全く痛みのない時期もあります。ちょっとしたはずみで急に足の付け根が痛くなりますが、2~3週間で落ち着くこともあります。しかし、痛みを我慢して放置していると、病気が進行し痛みで歩けなくなることもあります。
日本整形外科学会ホームページ
「症状・病気を調べる」にリンク」 -
主な症状は膝の痛みと水がたまることです。症状が進むと、膝の動きは制限され、膝が完全に伸びなくなります。またO脚変形が生じます。
初期:立ち上がり、歩きはじめに膝が痛む(休めば痛みがとれる)
中期:歩くと膝が痛み、正座、階段の昇降が困難(動作が不自由)
末期:変形が目立ち、膝がピンと伸びず、歩行も困難(日常生活が不自由)日本整形外科学会ホームページ
「症状・病気を調べる」にリンク」 -
半月は膝関節の大腿骨と脛骨の間にあるC型をした軟骨の板で、内側・外側それぞれがあり、クッションの役割を果たしています。
これが損傷しますと、膝の曲げ伸ばしの際に痛みやひっかかりを感じたりします。
ひどい場合には、膝に水がたまったり、急に膝が動かなくなる“ロッキング”という状態になり、歩けなくなるほど痛くなります。
日本整形外科学会ホームページ
「症状・病気を調べる」にリンク」 -
急性期(受傷後3週間くらい)には膝の痛みと可動域制限がみられます。しばらくして腫れ(血腫)が目立ってくることもあります。
急性期を過ぎると痛み、腫れ、可動域制限はいずれも軽快してきます。しかしこの頃になると損傷部位によっては膝の不安定感が徐々に目立ってくることがあります。これは下り坂やひねり動作の際にはっきりすることが多いです。
不安定感があるまま放置しておくと新たに半月[板]損傷や軟骨損傷などを生じ、慢性的な痛みや腫れ(水腫)が出現します。
日本整形外科学会ホームページ
「症状・病気を調べる」にリンク」 -
特徴的な症状は足の親指(母趾)の先が人差指(第2趾)のほうに「くの字」にまがり、つけ根の関節の内側の突き出したところが傷みます。
その突出部が靴に当たって炎症をおこして、ひどくなると靴を履いていなくても痛むようになります。靴の歴史の長い欧米人に多い病気でしたが、最近では日本でも急速に増えています。
日本整形外科学会ホームページ
「症状・病気を調べる」にリンク」